ポケモン夢ロマン・ハルカ編（ニセ）
(C)任天堂・ポケモン
こんにちは、ハルカです。ポケモントレーナーやってます。
ポケモントレーナーとはその名の通り、ポケモンを育てる人の事です。
正確にはポケモンを育てて対戦やコンテストで勝利するのが目的です。
そんな私の目下の悩みは、ライバルトレーナーにポケモン対戦で勝てない事でしょうか。
幾戦して、未だ勝ち星なし。
キャリアは私の方が長いのに、あっさり追い抜かれてやや自信喪失気味です。
しかし、勝ちに不思議の勝ちはなし。私が負けるのは何か理由があっての事だと思います。というかそう信じたい。
そこで今日は勝てるポケモンの育成方法に付いて一考したいと思います。
ポケモンと言っても千差万別で、私が手塩に掛けて育てたポケモン・ワカシャモは決して弱くありません。
強いポケモンと強いポケモンが戦えば、差が出るのはトレーナーの腕。
私のやってる事は特に問題ないと思うのですが……。
なんだか「フォ−！！」とか言わせて『ビルドアップ』させると、野生のポケモンすら変な表情するんですよね。
いえいえ、筋肉は美学だと思ってます。
あと、『つつく』で「チョメ！」とか言わせたり、『にどげり』で「チョワ！」とか言わせたり。
Ｂ級アクション映画大好き。
こんな自分が愛おしいですが、何故か私のワカシャモの『おんがえし』は威力が低いです。
『やつあたり』覚えさせた方がいいんじゃないと言う人もいますが、失礼千万ですね。
先程美学と言いましたが、これは言い換えれば哲学とも言えるでしょう。
鳥系ポケモン集めないしか人や、虫系ポケモンしか採らない人がいます。
私は特定の系列のポケモンに執着しませんが、好みで言えば格闘ポケモンが好きですね。
ゴーリキーとかハリテヤマとか。
聞くところによるとバルキーとかいう格闘ポケモンがいるらしいですね。是非欲しいです。
「腐女子？」とか言われた事がありますが失敬極まりないと思います。
腐女子というのはポケモンのタマゴを見てハァハァするような人の事でしょう。
確かに筋肉は好きですが、ポケモンに欲情したりしません。そんなに。
話がずれました。哲学の話です。
私の理想トレーナー像は、小さい頃に見たアニメの悪のリーダーです。
「やっておしまい！」とか言って部下をけしかけるやつ。
幸か不幸か、上司にあたる悪の首領はいませんが。
もしいたら、今頃私はお仕置きされ通しでしょう。
おーしーおーきーだーべー。
目指せ女王様。
昔は私も大きいポケモン程強い、という錯覚を持っていましたが、実際はそうでもないみたいなんですね。
それ言ったらホエルオーが最強になるはずです。でも実際は相手してもなんとかなりますから。
まあホエルオーは普通に強いですけど。
それにしてもポケモンの一部は凄いですよね。まさにモンスタークラスのやつらがゴロゴロしてます。毒とか超能力持ってるのなんてザラにいますよ。
やりませんけど、ポケモンでテロ活動しようと思ったらできますからね。
私のワカシャモでもポケモンジムを物理的に破壊できるんじゃないでしょうか。
それ以前にモンスターボールを発明した会社なり個人なりはノーベル賞モノですよ。
片手で持てるボールに１４．５ｍ・３９８ｋｇのポケモンが入るってどういう原理でしょうか。
か弱い女の子でも凄いポケモン持てちゃいますよ。
世界にポケモンの平等はあると思います。
ポケモン選択の自由も。
ついでに目を合わさない自由もあればいいんですけどね。誰ですか、「目が合ったら対戦」なんてルール決めたのは。メンチですか？
私なんかわざわざ丁寧に話し掛けてから対戦してるんですけど。まあ、向こうからすれば不可避の対戦で嫌われているかもしれませんが。
ルール違反してまで勝ちたいとは思わないのは私の良いところだと思ってます。
やろうと思ってもできないんですけどね。６体６のバトルロイヤルとかになったら勝つ負ける以前に制御できないでしょうから。
たまに「対戦で勝てなくてもポケモン収集できればそれでいいかー」なんて思う事もあります。
負ける度に悔しく思いますが、瀕死のワカシャモ見るのも心が痛いです。
全勝できなくても良いですから、なんとか一矢報いる手段はないものかと。
母に相談してみたら「対戦中に色仕掛けで気を逸らす」なんて方法を提案されました。
ちょっとやってみようかなと思ったのは秘密です。
まあ、私には色仕掛けできる程の色気もなく……健康的な女の子というところくらいしか取り柄はないわけで。
大人のお姉さんになったら、ポケモン対戦も有利になるのでしょうか。
いつも思うんですが、サイキッカーって何やってる人なんですかね。
ああ、勝つ手段を見つけるつもりでこれ書いてるのに、話がどんどん逸れていく。
それが運命だとでもいうのかー。
運命と書いて定め。サ・ダ・メ！
「命」を「運ぶ」と書いて「運命」！ それが「定め」！ 素晴らしい言葉です。
……また逸れてしまいました。
しょうがないのでもうご飯食べて寝ようと思います。
なんかタマゴとか乳とか出せるポケモンもいるらしいですね。美味しいらしいですよ。
食べられそうなポケモンもいますからね。食いでのありそうな……。
性的な意味で（嘘）。
……すみません、もうやめます。
それではさようなら。
明日は勝てれば良いな。
おや、木炭……おやすみ！
……寝る。
＜終わり＞
後書き
最初は普通にポケモンの二次創作書くつもりだったのに、いつの間にか変な文章になっちゃった……。
主人公にいつも負けるライバルの心境書こうと思ってたのに。
何やってるんでしょうか、私……。