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ドーパミックス プレイ記念雑感

文:W.KOHICHI


Gモード社が開発した、3DS用では第2弾となるゲーム、それが『ドーパミックス』である。
公称ジャンルは「快感系!サウンドアクション」だそうである。「!」マークが肝であろうか。まあ要はサウンド・アクションゲームと言えよう。
なんでも脳内物質の1つ・ドーパミンの発生を促す効用があるとかなんとか。ただ、発生度合いの個人差はあり、また確実に発生を促すものではないそうである。

内容は至極簡素なアクション。サイト(照準)の中心にターゲットが来た瞬間を見計らってボタンを押すだけで済む。
ターゲットがサイト中心に来るタイミングは一定のようであり、BGMに乗ってタイミングを見計らう事も可能。無論視覚でタイミングを見計らう事もまた可能。
というよりは、サイト中心にターゲットの来るタイミングを、リズムに乗って覚えて、然るのちにボタンを的確に押す事を求められるゲームではないであろうか。

モードは大きく分けて2つ。ステージクリアを目指すモードと、只管チェインを繋げる事を目指すモードが用意されている。
操作性だけを見れば全く簡便なゲームであり、恐らくこのゲームのやり方が分からないなどという人間はまずいないであろう。ただし、操作性は簡単なれど難易度はそれなりである。
その操作性の簡便さを開発スタッフも意識していたか、アワード(称号)授与というものもある。一定の諸条件を満たせば称号がもらえるという寸法である。やり込みを目指すならどうぞ。

個人的には、このゲームより先に、『シアトリズムFF』という大型・サウンド・アクションゲームをプレイしてしまったものであり、おまけに、なんというか、最初のつかみがなってないように思えた。
故に、然程のドーパミン発生は促されなかったような気も無きにしも非ずであった。やや残念である。
とはいえ、個人差はあれど、ハマればドーパミンの発生もドバドバと出るのではないかと希望を持たせる側面もあり、一概にこれを否定するものでは決してない。興味と予算があればどうであろうか。


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