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オセロ プレイ記念雑感

文:W.KOHICHI


タイトルの短さが、このゲームの簡素さを如実に物語っていると言えよう。
善くも悪くも期待を裏切らず、実用性一本槍のゲームである。
ゲームのルール、及びゲームの目標も極めて単純。イカサマなし、ただ勝利するのみが目的である。

オセロのルールに付いて簡単に述べておくと、2色のチップで陣取りゲーム、という事である。
相手のチップを挟むようにチップを配置すれば、挟んだチップはこちらのモノになる。挟んだり挟まれたりを繰り返して盤が埋まる時にチップの多かった方が勝ち。
余談だが、「オセロ」は登録商標であり、別の名である「リバーシ」とやらの方が有名かもしれない。日本においてはこの2つに違いはないらしい。

モードは2つ。1人プレイと2人プレイだ。2つのモードの違いは、相手がCPUか人間かというそれである。
純粋に、オセロを楽しむためのゲームであり、例えば勝利時のおまけとかイベントとか、そういった軟弱なものはない。
善く言えば硬派なのではないだろうか。

ただひたすら、オセロを楽しむためのゲームである。それ以上でも以下でもない。
CPUの知能は中々高く、高レベルになると簡単には勝たせてはくれなくなるが、結局やる事は変わりない。
正直、500ポイントは高いように思われた。もう少し遊び心を出したのなら、もうちょっとは報われたのではないだろうか。


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