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しゃるうぃ〜☆たころん プレイ記念雑感

文:W.KOHICHI


パズルゲーム。これ以上の事を言おうとすると一言では形容し切れなくなる。
言葉を尽くして説明したいのだが、単純な割に高度に感覚的なので難しい。
強いて言うなら色とりどりのタコを網の上に乗せて消すゲーム。うむ、やはりさっぱりわけが分からない。実物を見てもらえれば一番良いのだが……。

操作方法が二通りあり、Wiiリモコンでカーソルをダイレクトに動かして操作する方法と、『ぷよぷよ!』などのようにWiiリモコン横持ちで操作する方法がある。
Wiiリモコンでポイント操作できると言うのも、かなり斬新な操作法法には違いない。というか寧ろ革新的な操作方法とさえ言える。
惜しむらくは操作しにくいというところか。結局この試みは失敗とは言えないが中途半端に終わってしまったのが惜しい。

慣れるのに時間が掛かるが、やり込んでいくと結構面白い。パズルゲームの例に漏れず、重視されるのは状況判断。
そういう意味では割と堅実なパズルゲーム。基本に忠実というべきか。
キャラクターは個性的だが、操作性能に大した違いがない(少なくとも肌で体感出来ない)のはやや残念。

弱点としてはちまちましており、やってて爽快感に欠けるような気がする事か。グラフィックは鮮やかなのに。フィールドが狭いようで広いので、そういう印象が抜けない。
それはかなり大きい弱点ではあるが、それに目を瞑れば良質のパズルゲーム、と言えなくもない。
このゲームをプレイするならポイント操作で行くべきだと思う。なぜならその方がWiiらしいから。勿論強制するものではないが。


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