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回転イラストパズル ぐるぐるロジック プレイ記念雑感

文:W.KOHICHI


タイトルからも分かると思うが、割合癖の強いパズルゲーム。
かなり大雑把にルールを解説すると、所定の場所にブロックを填め込む形式のパズルである。
慣れる事自体は簡単と言っていい。しかしこれもタイトルにあるように、パズルを進めるのはあくまでロジカルに、論理的にだ。

基本的には瞬発力より持久力タイプのパズルゲームである。じっくり考える事を要求される。
とは言え、やり直しも効くし、時間制限もないし、諸々のペナルティとかそういったものもない。
そういう意味ではおおらかとも言えるだろう。ただ、パズルを解くのに掛かったタイムや手数はきっちり記録されるので注意。

パズル自体とは直接にも間接にも関係のない部分ではあるが、画面外(上画面)で呟きを発する女子がちょっとかわいらしい。
パズル完成図の感想からどうでもいい関係のない事までその呟きのバリエーションは数多く、多少癒される。
本当にパズルとはなんら関係のないイベントというのが問題のような気もするが、こういうどうでもいい事に気合を入れるのは大変好ましいと思っている。

総合的には、暇つぶしによし、頭の運動にもよし。と、良いパズルゲームである。
だが当然、難易度はそれなり以上にあるため、頭が悪かったり弱かったり根性なしにはきついゲームとも言える。
しかしながら、パズルというものは得てしてそういうものであり、その意味においては王道を歩むパズルゲームとも言えよう。


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