戻る


ピンボールアタック! プレイ記念雑感

文:W.KOHICHI


タイトル通り、アクション要素を取り入れたピンボールゲーム。アクションというよりはシューティングに近いかもしれない。
ユーモラスな外見のエネミーに球を当て倒していき、ステージ最後のボスを倒したらステージクリア。5ステージあるらしい。
製作・配給はアルテピアッツァ。聞き馴染みのないメーカーではあるが、それはゲームの面白さに関わりはないだろう。

基本は至極単純である。どこまでいってもピンボールゲームだ。左右のフリッパーでボールを弾き、フリッパーの間の隙間に球を落とさなければ良いのだ。
エネミーに球を当てて撃破すると、スコアとエナジーが入る。エナジーは左右フリッパーの間に予防線を張るのに必要となる。
究極的には全ステージをクリアすれば良い。クリア或いはゲームオーバーで、そこまでのスコアが記録され、ハイスコアと照らし合わされる。

と、まあアクション要素(或いはシューティング要素?)を除けば、極なんでもないピンボールゲームではある。
褒めるべき点を挙げるとすれば、グラフィックとサウンドだろうか。特にグラフィックが精緻で美しい。
その単純さもあり、特に弱点・欠点はないように思われる。強いて言うならDSの上画面と下画面の切れ目の表現が途切れて見えるところが難点か。

善くも悪くも単純なゲームであり、プレイヤーによっては向かないタイプ・すぐに飽きるタイプの人もおられると推測する。
しかしながら、タイトルからして思い切り『ピンボール』とあるので、そこら辺の見極めは容易であろう。
ピンボール初体験の方、ピンボール好きの方、暇潰しの方法に飢えておられる方などにお薦めだ。


戻る