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ああっ! 見つけた! ★アイテム探しゲ〜ム★ プレイ記念雑感

文:W.KOHICHI


極めてぶっちゃけて言えば、かの有名な「ウォーリーを探せ」の超劣化版。
はっきり言って、既にこのゲームに対するプレイ意欲は極限まで落ちている。以下にその理由を述べていって、どこら辺がまずいのかを解説していきたい。
とは言え極短く済むはずなので、構えずにお読みいただければ光栄である。

ゲーム概要としては、散らばったモノの中から指定されたモノを探し出すというもの。それが総てである。
指定は複数個あり、かなり根気がいる。モノにカーソルを合わせて、指定に沿ったものなら良し、違ったならプレイタイムにプラス5秒される。
指定されたモノを全部見つければステージクリア。ステージは複数あり、また探し出すモノもチャレンジの度に違うもよう。

さて、このゲームの難点にいこうか。とは言え大した事ではない。ほぼ唯一にして最大の難点、モノが見づらい、という事を挙げねばなるまい。
多分そういう表現なんだと思われるが、モノと背景との境界が曖昧で、どこに何があるのか非常に分かりづらい。
要はモノと背景とが同化している。カーソルを合わせる事でモノをピックアップする事はある程度出来るが、まずこの時点で減点。
更にモノの表現も実に良くない。見た目からこのモノがなんなのか、という判別が大変に付きづらい。
一目見てこれはなんなのだろうか、という事が分からないのでは、モノを探すというよりも先に識別が先決になってしまう。無論これでゲーム性が崩れる事は言うまでもないだろう。

残念ながら非常にクズなゲームと言わざるを得ない。これはクソゲーとは言わないだろう。単なるダメなゲームだ。
着眼点は悪くはないとも言えるが、表現がこのざまではゲーム性も何もあったものではない。
このレビューを御覧の皆さまには、このゲームを購入しないでおく事を強く推奨するものである。


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