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空飛ぶブンブンバーン プレイ記念雑感

文:W.KOHICHI


かのポイソフト社がスイッチ用に送り出したゲームの第一弾(第二弾があるかは不明であるが)、それがこの『空飛ぶブンブンバーン』である。
ジャンルは大まかに言えば、アクションレースとでもなるであろうか。フィールドを飛び回り、一定条件を満たしてゴールに飛び込めばステージクリアとなる類である。
印象としては豪快と言うか大味と言うか。以下にその特色を並べていこうと思う。

ゲームのバックボーンと言うか、ストーリーは特にない。ただ、魔法バイクで大空を駆け巡るだけのゲームである。
一応細かな会話とか、ライバルキャラクターの出現とか、魔法バイクのコレクションやらタイムアタックやらはあるものの、基本的にはそれのみ。
故に、ストーリー重視派には物足りないゲームとは言えるかもしれない。寧ろ頭の中を空にして挑むべきかも。

逆に、魔法バイク操作系のドライビングテクニックは妙なまでに充実している。乗りこなす事が出来ればステージでの大暴れも可。
基幹としてはスコアアタック、またはタイムアタックが求められる。私見ではスコアアタックから挑むと良いかと推察される。
何故ならスコアは上位の魔法バイクを入手する通貨代わりにもなるためである。高性能な魔法バイクを入手してから本腰を言えて攻略に挑むのもやり方であろう。

個人的な感では、速い魔法バイクで振り回されるかのように飛び回るのが面白いと言うか痛快であった。大作とは言えないが、良く出来ているゲームであると思われる。
弱点を挙げるとすれば、カメラワークが良くはない事か。無茶な飛び方をしているとしばしば自分の相対的位置を見失ってしまう。
また、慣れないうちに脱落してしまう者もいるかも分からない。最初のうちは低性能な魔法バイクしかなく、プレイヤーの運転技術もまっさらであるからして。
つまり引き込む要素に欠けると言う残念な特徴がある事を否定は出来ない。一山越えれば面白いが、山を越える気になりづらい。もう少し導入部に気を遣って欲しかったとは言えよう。
と、まあ尖った部分も多いがそうでない部分も多い、先に述べたように豪快で大味な面を持つゲーム。価格1000円は安くもないが、それに見合った価値はあるであろう。


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