DeskClubGamesなる、所謂インディーソフトメーカーからの1作、それが当作『ロボット少女は夢を見る』である。
大まかなバックストーリーとしては、近未来を舞台にした某都市での、1体の女性型ロボットの活動を描く、と言うもの。
ゲームの作りは、期限日数内でいろいろな事を実行し、これまたいろいろなエンディングを見る事が目標となる。
余談ではあるが、プレイレーティングはIARC12+、つまり12歳以上が条件。しかも「性的ほのめかし」のタグが付いている。
私見に寄れば、このレーティングは的外れも良いところと言うように見受けられる。どうしてそうなったのかは考えても分からない。
自由性の高いゲームである。但し一応の大目的はあり、期限最終盤で開催される大会で、ロボット「スカーレット」に勝利する事がそうである。
これとは別に様々な小目的があり、それらをクリア、或いは消化していく事にもなる。場合によっては各エンディングのトリガーともなる。
どのような形であれ、ゲームをクリアすると、それまでの行動がスコアとなって記録される。なお、ハイスコアを達成する事に特に意義はない。
ちなみに、私個人の最低スコアは73565、最高スコアは89605であった。参考になれば幸いである。
ゲームの軸は2つ。他人とのバトルとコミュニケーションである。ゲームを進める上でこれらは車輪の両輪のようなものと言えよう。
とは言え、コミュニケーションは兎も角、バトルは基本的に勝利しないと得られるものがない。どんなバトルでも基本的には勝利を目指すべき。
一方のコミュニケーションは、幾つかのパラメータと選択肢によって結果が変わる。こちらは基本的に正解はない。やりたいようにやれば良い。
しかしながら、期限は長いようで短い。取捨選択が大事である。初回プレイはさておき、2周目以降は何をするのかを意識して進めたい。
大会ボスの「スカーレット」、そしてそのあとに控えるとある敵は非常に強い。1発勝負で打破出来るような甘い敵ではない事は確か。
一見遠回りに見えようとも、様々な事をやってみる事が近道となる可能性がある。意外な繋がりや意外なパーツゲットが出来る、かもしれない。
いろいろなエンディングが用意されているが、所謂トゥルーエンドもある。これに限ってスタッフロールも流れるそれを目指してもらいたい。
と、まあ、小粒で簡素ではあるが、やりがいはとてもあるゲームと言えよう。骨組みも肉付けもしっかりしているように見える。
強いて言えば、2周目以降が本番となる類のゲームであり、1回で総てを網羅する事は無理である事は、ある意味好悪が分かれる可能性はある。