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タクティカルギルド プレイ記念雑感

文:W.KOHICHI


申し訳ないが、かなり無念な出来のゲーム。
最初の30分を乗り越える事さえ難しい類のゲームというモノがあるなら、このゲームは間違いなくそれに当て嵌まってしまう。
難易度的に難しいというならまだ救いがあるが(それでも限度はあるが)、そうではなくプレイヤーのやる気を殺ぐという意味でならもっと悪い。

まず、見た目的に宜しくない。見た目で損をしているという意味ではなく、見た目的に「これはひどい」という意味でだ。
主役級ユニットが一般傭兵ユニットと同じグラフィックというのはどうなのだろうか。絵も粗いし。
その前に私は、主人公を武闘家タイプにした結果、その貧弱な外見にがっかりきた口である。立ち絵グラフィックとのあまりの差に本当にがっくりきた。
幾らデータ容量制限があると言っても、もうちょっとどうにかならなかったのだろうか。いや、ならなかったとは言わせない。

外見で敵の兵種を判断して攻撃を仕掛ける、というアイディアは面白かったが、それはそれだけで終わってしまった。
装備は着せ替え感覚でちょっと面白いが、敵のアルゴリズムにそんなに知性を感じ取れない。というか何を狙っているのかが良く分からない。
これは私が敵の撹乱を狙って、いろいろな服装を試した事にも原因があるのかもしれないが、それにしても滅茶苦茶だ。
余談だが、全部の装備をかっ剥ぐとそのユニットは下着姿になる。結構笑えるぞ。

ゲームバランスも悪い。通常攻撃よりも特殊攻撃の方が強力だし有利だ。ここら辺の兼ね合いが取れていない。
また、特殊攻撃は移動後に使用出来ないのも痛い。間合いが隣接していないと使えない技は、このお陰でほぼ無用の長物に成り下がっている。
命中率も事前データが充てにならない場合が多々ある。というか中々こちらの攻撃が当たってくれない気がするのは私の被害妄想なのか。
命中率92%で外すって、一昔前のゲームかお前は。それに敵の攻撃は心なしか当たりやすい気がするし。

いろんな意味で2流のゲーム。辛辣に言えば、プロフェッショナルの仕事とは思えない。
ストーリーはどうなっているのか分からない、何ぶん最初の30分で投げてしまったから。だが言わせてもらえればこいつには乗れないね。
敢えて言うなら、発売日を延ばして延ばして良いから、もっと改良すれば名作に仕上がったのにね。言っても詮無き事であるが。


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